ヒアルロン酸注入技術の進化~拡大鏡下ナノニードル注入による顔の彫刻~




トップページ > おすすめの治療法 > ヒアルロン酸注射まとめ > ヒアルロン酸有入技術の進化 
ヒアルロン酸注射  ページ一覧

3.ヒアルロン酸注入技術の進化hyaluronic acid


ヒアルロン酸注入の3原則


  1. 1.少量(注入量をなるべく少なく
  2. 2.低頻度(注入回数をなるべく少なく
  3. 3.正確な注入(しわの周囲に逃さない

拡大鏡下ナノニードル注入を行うことで、本当に必要な分しか注入しませんので極少量で済みます。

▽3原則を守れば…
 → 効果的費用少不具合のリスク少 


▽3原則を守らなければ…
  → 効果少ない、費用が多いだけでなく、不自然な顔の変形(ふくらみ)などの弊害の増加

最近、ヒアルロン酸を多く注入しすぎて顔が膨らんでいる患者さんが増えています。繰り返しヒアルロン酸注入を受け続けた結果です。顔を見て「何となく変?」と思う時は、実はヒアルロン酸の入れすぎで顔が変形しています。画像検査で調べてみると、シワの周囲に多量のヒアルロン酸が残っていることがわかります。注入後5年以上経ってもヒアルロン酸が大量に残存している患者さんも多いのです。



注入部位

上手く使用すれば高い効果を期待できるヒアルロン酸注入ですが、得意なシワと不得意なシワがあります

▽1.ヒアルロン酸注入が得意なシワ
ほうれい線・マリオネットライン・眼袋・ゴルゴライン・眉間・まぶたのくぼみなど、
顔の筋肉を動かさなくても存在する深めの皺です。
▽2.ヒアルロン酸注入があまり得意でないシワ
笑いジワや・目尻のシワ・額の横ジワなどの表情ジワには効果は少なめです。ただし、注入法を工夫することで一定の効果が得られます。
▽3.顔のパーツの修復
薄くなったくちびるをふっくらとさせる、低くなった鼻の根元を高くする、薄くなった涙袋(涙堂)の形成、など。パーツの形や大きさには好みがありますが、上手に注入すると劇的な効果が得られます。


▽ヒアルロン酸注入の部位と効果


<参考>ジュビダームビスタ®ウルトラ1本(0,8ml)で注入可能な範囲
・ほうれい線(深め)両側
・ほうれい線(浅め)両側 + マリオネット
・ほうれい線(浅め)両側 + 上唇
・ほうれい線(浅め)両側 + 眉間



ヒアルロン酸による顔の彫刻


ボリューメトリックリストレーションとは

ヒアルロン酸注入は、シワや溝を薄くするだけではなく、顔を若くて魅力的な形状に戻すことができます。
これをVolumetric restoration(ボリューメトリックリストレーション)といいます。

老化による私たちの顔の変化の原因は、皮膚が弛(たる)むだけではなく、顔の骨の痩せです。骨の痩せは、20才代から私たちのほぼ全員に生じます。そして骨が痩せるところに凹みや溝(ほうれい線、涙袋、ゴルゴ線、目の上、ほほ、こめかみの凹みなど)が出来て目立つようになります。

すなわち、骨が減ってしまったところにヒアルロン酸などを注入してボリュームを取り戻すことにより、私たちの顔は若い状態に戻ります。ヒアルロン酸注入はアンチエイジング上とても理にかなっているのです。これがボリューメトリックリストレーションと呼ばれるアンチエイジング治療であり、近年世界中で流行しています。

手術は確かに顔の老化に効果的ですが、皮膚を引っ張ってタルミだけを取り除いても骨の痩せまでは治せません。しかし、少量のヒアルロン酸や脂肪注入によるボリューメトリックリストレーションを的確に加えることで、自然で効果的なアンチエイジング効果が得られます。


ヒアルロン酸による顔の彫刻

ヒアルロン酸注入によるボリューメトリックリストレーションは、単純なシワの治療とは違い、まさに”お顔の彫刻”といえるものです。ボリューメトリックリストレーションは、上手に仕上げることができれば劇的な効果が得られます。ただし、上手に仕上げるということはとても難易度が高いのです。

彫刻は誰にでも出来ますが、上手に仕上げるとなると技術的には簡単ではありません。術者が違えば全く違う彫刻が出来上がりますし、彫刻の上手い下手は誰が見ても一目瞭然でわかってしまいます。彫刻はごまかしがききません。


ボリューメトリックリストレーションが難しい理由

1)医学的な注入技術
2)どのような顔の形が望ましいかを判断する芸術的能力

注入する医師が、この2つの力を持っていなければ上手に仕上げることはできません。さらに、”望ましいお顔”の形は患者さんによって好みが異なることもしばしばです。ですので鏡を見ながら患者さんと一緒に考えて仕上げていく必要があります。



製剤の選択


同じ製材を使い続ける

顔のヒアルロン酸注入では、原則的にジュビダームビスタ®ウルトラを用いています。ジュビダームビスタ®は2014年に国内で初めて厚生労働省製造販売を承認した美容医療用ヒアルロン酸注入材です。 現在でも日本で承認されている注入材はほんのわずかです。

ジュビダームビスタ®ウルトラは、しわに対する効果が高いことに加えて、この10年間の自験例では局所のアレルギーの発症は1例も認めていないため、安全性が高い製材だと評価しています。

新しい製剤が毎年どんどん発売されます。しかし同じ製剤を使い続けています。

 その理由は、認可製材なので安全性が確認されている製剤であることと、製剤の”クセ”を熟知していることです。ヒアルロン酸は、注入時や注入後の性質が製材ごとにかなり異なります。
ヒアルロン酸製材は注入する医師が長年使い続け、その”クセ”を熟知している製材でないと、患者さんの満足度を十分に得るようなお顔に仕上げることが不可能です。
特にボリューメトリックリストレーションでは、慣れていない製剤を使うと注入後に変形してしまいます。

 



拡大鏡下ナノニードル注入

従来の注入法では治療が難しかった種類のシワも、拡大鏡を用いて極細注射針(ナノニードル)でシワに正確に注入することにより有効性が向上しました。

微細連続ナノニードル注入 ~nanoneedle serial puncture~

通常のヒアルロン酸注入方法では、ヒアルロン酸シリンジ1本を数ショット~数十ショットで線状もしくは粒状に注入します。


「微細連続ナノニードル注入」では、極細のナノニードルを用いて、ヒアルロン酸シリンジ1本を200~500分割してごく小さな粒状に注入します。
相応の時間と手間がかかりますが、シワに対してより正確な注入が可能です


✱ 34G(ゲージ)ナノニードルとその他の針

< 左から >
18G(ゲージ)、21G、27G、30G、34Gナノニードル、毛髪(一瀬)

【一般的な使用用途】
・18G … 採血・献血
・21G … 静脈注射・点滴
・27G … インフルエンザの予防接種
・30G … 一般的なヒアルロン酸注入(写真はジュビダームビスタ®ウルトラに付属している注射針)
・34G(ナノニードル)…インスリンなどの自己注射

■ 34Gナノニードルは毛髪と比較しても、極細なことがわかります。



ナノニードル注入の効果

■ 治療例1 (女性)

▼右のほうれい線のみにヒアルロン酸注入(ジュビダームビスタ®ウルトラを1/2本・ナノニードル注入)


ナノニードル注入を行えば、わずかな量のヒアルロン酸ででほうれい線はここまで消えます。

ナノニードル注入により、ヒアルロン酸注入の3原則である、「少量」「低頻度」正確」な注入が可能になります。

ナノニードル注入により「ヒアルロン酸1本/年倶楽部」が実現できます

2.ヒアルロン酸注入の有効性   ≪≪ <前ページ>
3.ヒアルロン酸注入技術の進化  
<次ページ>≫≫   4.実際の治療の流れ
ページトップへ戻る
ヒアルロン酸注射  ページ一覧
Copyright(C)2017 ICHINOSEAKIHIRO All Rights Reserved.